私たちは、みどりで繋がるコミュニティ「コモンシティ浦安」の将来を考え、住みよい街を作っていくため、コモンシティ浦安自治会環境部会の配下で自治会メンバーが参加して活動しています。
この「住みよいまちづくりニュース」のホームページは、
ことを目的に、活動内容や関連施策、さらに検討会で編集・発行するニュースペーパーの記事を詳細に電子版として公開しています。
※コモンシティ浦安について
[出典:住宅生産振興財団「家とまちなみ」 No.43 2001.3 P.66]
最初に「コモンシティ」というネーミングを冠した浦安は、昭和57年(1982年)から建築外構の計画がスタートした。造成あがりの宅地は、湾岸埋立地ということもあり平坦で道路計画も直線的で変化に乏しく、単調なまちなみ景観になることが予想された。そこでまちづくりのテーマとして、
①単調で変化のない街づくりから、有機的変化と美しさを追求する街づくりへ
②季節感のあるコミュニティづくり
という2つを掲げ、またキャッチフレーズも、「向こう三軒両隣り、緑でつなげるコモンシティ浦安」として計画に着手した。具体的な計画手法として、
・ペア駐車スペースとシンボルツリーによるポケットパーク化
・低い生垣とオープン外構
・屋根形状による外観の変化と出窓、フラワーボックスによる演出
など、当時としては前例の少なかった内容を、この開発のために組織されたプロジェクトチームによって取り組んだ。その後もこの団地は、首都圏で最初のまちなみ住宅ということから、この共有意識という思想の継承のされ方について、継続的な調査を行なっている。